世界一周、岡崎の旅。その1

友人の店、東岡崎駅前のソウルバー、Dr.Smithへずいぶんと行っていないなあと昨年末に年賀状を書きながら思っていたところへ、モッズをテーマにしたイベント「Mikawa Mod Nighter vol.2」が同店で開催されるというニュースを知り、うまいことオフがとれたので、じゃぁ行ってみっぺということで、ひげフレディーさん他2名の女子を誘ってみたところ、あわよくば4人で飲めるかも?的な感じ←どんだけ曖昧だって話しですが、ま、そんな感じでぶらり旅に出たら、思いがけず世界一周の旅になったのであった。という、世にもおかしなお話しにお付き合い願います。

ひげフレディーさんとは16時に名駅で待ち合わせて名鉄で東岡崎までひとっ飛び。
ってことは17時前には着いちゃうので、いきなりバーであるDr.Smithへ行くんじゃなくて、写真散歩をしようと、いつものいきあたりばっ旅。

ひげフレディーさんのブログでの同じ話題に貼ってある写真を撮っている本人(笑)
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客待ちのイエローキャブがなんとなく異国情緒を醸し出していた。いや、まじで。
なのに、その数十メートル先にはこうしたなんにもない的雰囲気もあり。
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かと思えばそのすぐ近くには、実にあやしげな熟女キャンパスなんかがあったり、絶対朝から飲みっぱなしに違いない爺さんたちでいっぱいの立ち飲み屋もあったり、このあたりからなんとなくマジカル・ミステリー・ツアーな体。しかし、熟女のキャンパスって、実に力ずくなネーミングだよな。
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「デジタル家電で楽しい毎日 技術と親切 テレビ堂」 う〜ん、未来だ。
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この奥行き15mほどの建物は八曜舎というフォーク&ライブ喫茶の店である。
気になって近づいてみると1月のライブスケジュールが貼ってあった。ということは営業しているのであり、入口の上には SINCE 1975の文字。僕らは2人して写真を撮る事も忘れ、へぇ!とか、おぉ!とか、わぁ!とかいいながらガラス戸から中を覗き込むと灯が!営業中だった(笑)
あとでググったら、やっぱ店内は5人も入れば満席だそうで、それでも毎週末はすべてライブが入っていてチャージもとって営業しているのだから大したものだと思った。
八曜舎よ、永遠なれ。たぶん行かないけど(笑)

さて、そこから街の中心部に向かって乙川を渡っていくと左手に岡崎城が緑色に光って見えたので行ってみる事に。
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岡崎公園に潜入した我々を迎えたのは城型ロボットであった。うそ、公衆電話であった。
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すっかり暗くなったので駅の方へ戻りながら更に探検を続けると、なんだか妙なものがそこここに。
すると、絶対アップルに訴えられちゃうよっていうロゴの美容室が!(笑)
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誰が見たって明らかに違うんだけど、ドイツの家族経営のカフェだって訴えられちゃったんだから、まんざら大袈裟な話しでもなく、でも、そうなったらそうなったで逆に話題になるからいいかもだけどね。

入口上の大きな看板とはまったく無関係の和風パブとか。
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古本屋とか。
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迎賓館とか。
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郵便配達のカブを見てオートバイを連想してワイルド7の映画は見るべきじゃない的話題になったり。
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大きなバスのイラストと店名と内容がまったく結びつかないレストラン「フロリダ」とか。
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「マイアミ」ではなく「フロリダ」と大きく出た店主の意向はどこにあるのか、大きなお世話をやきながら一見閉店したあとだと思って覗き込んだ店内は、一人の白髪の老人がカウンターで食事中だった。

店先のガラスケースにはメニューが書かれた皿が飾ってあり、サーロインステーキ1980円を筆頭に、いくつかの定食と値段が書かれていた。
衝撃的だったのは海老フライ定食の値段だ。「85円」...。
レストランフロリダのご主人、悪いヤツが悪用しないように早くゼロを書き足して下さい。

このあたりから世界一周旅行になるわけで。謎の店「デンバー」
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エンジンがかけっぱなしのBMWが停まる人気の無い店先はなんか映画っぽくもあり。
営業中だったが、なんの店かわからず。それにしても、なぜデンバーなのかという話題で1ブロックもっちゃうところがおもしろい僕ら(笑)

東岡崎駅前に戻り、駅ビルの中にあった昭和な喫茶店で暖をとることに。
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こんな感じの手作りシュガー入れとか、ちょっとした器的なものが各テーブルとカウンターにさりげなく置かれていて、午後3時以降に注文のドリンク類にはすべてケーキが付くと書かれていた。
マドレーヌだった。けど、こういうのってなんとなくうまいんだよね(笑)
この店のマガジンラックには雑誌や新聞の他に数十冊の大学ノートがささっていた。
落書き帳とかではなく、天声人語のスクラップブックだったのでそっと戻した。

さてさて、いよいよ本来の目的であるソウルバー Dr.Smithへ向かう時間が近づいてきたので、その前に腹ごしらえをすることに。
何くいましょう?と言いつつ、本気でアイディアを出す気のない僕らはとりあえず外に出て、麺類の店を探すものの、いまひとつピンとくるものに出会えず、裏道にあった広島おこのみ焼きの店が、わざわざ岡崎まで来てそれ?という感じでいちばんおもしろそうだと合意に至った。(つづく)
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by thin-p | 2012-01-15 18:50 | 写真散歩 | Comments(2)

Commented by ひげフレディー at 2012-01-15 19:43 x
素晴らしきディテイル描写! 僕がサラッと流したニッチな世界から無限の夢幻が醸し出される様はまさに‥‥何? 「まさに」と言っておきながら「何?」で括る。「答えはすべて風の中さ」とシレーっとドロンしちゃう そんな無責任さが微塵も感じられない素晴らしい岡崎レポートを堪能いたしました♪
Commented by thin-p at 2012-01-16 00:36
> ひげフレディーさん(その1)

いやいや、無責任じゃなきゃ書けませんよ、こんな適当な記事(笑)

ただ、見慣れた街の、なんてことなかった場所や店に、おかしな意味を持たせたりすることで誰かが反応して、そこへ足を運んでみてくれたりなんかして、その感想や写真をどこかにシェアしてくれたら楽しいな的ささやかな想いは込めてたり込めてなかったりします(笑)

なので、答えはすべて風の中さ〜♪ というのは合ってます(笑2)