何から伝えればいいのか、わからないまま時は流れて(大阪ぶらり旅 編)
や、時は流れてって、昨日の話しですけどね。
はい、僕の例の面白エピソードを聞いたことがある人にはお馴染みのアノ歌からはじめてみましたが、つまり昨日久々に大阪へ行ってきたよって話ですよ、要するに。
で、何から伝えればいいのか…ってほどに、今回もたくさんのエピソードを持ち帰ってきまして。
昔だったら事細かに旅の記録的なことを書き残そうとしたけど、もうそういう表層的なことを面白可笑しく書くような季節も過ぎて…っていう、ね。
長々と書いても、僕の文才をフル稼働しても、第三者には伝えきれない、というか、伝わるわけがない、いや、理解なんかできるわけがないし、今回は久々にまったくのオフだったってのもあるから、もう細々とは書かない。
だってね。
商店街をぶらついて思いつくまま食べ歩きしてるのを知ってか知らずか、寄る店よる店、みんな世話焼いてくれたり。
2年も前にたまたま立ち寄った食堂に行ってみたら、ちゃんと覚えてくれてて、再訪をとても喜んでくれて、いろいろサービスしてくれたり、とか。
思いがけず再会した「表現」を標榜している渋い声の紙芝居師でナレーターで役者でコンサルタントなおっさんと、なぜだか遠い外国の話しをしたり。
いろいろな偶然とそのきっかけの連鎖で知っただけの僕を、行きつけのような、常連のようにさせてくれる居心地の良いカフェを今月閉めるという女主人と、さも先週も来て今週も来た的な、そうそう、あの話の続きなんだけどね、みたいな感じで美味しい珈琲と、普段は絶対オーダーしないタルトがこの上なく美味しく思えたり。
最初は店を閉めると聞いて残念だな、とか、寂しいなとも思ったけど、女店主と今生のお別れってわけではないと思ったら、勘定払って店を出て、あの急な螺旋階段で地上に降り立つまで終始いつもどおりでお互いいられたのも心地よい余韻になった、な、と。
そういうひとつひとつを面白がれて楽しめちゃうってのは、ある意味才能だな、とか言っちゃったりなんかしたりして。かっこわらい。
なので、とりあえず何を食ったか書いときます(笑)
まず新幹線の珈琲。
新大阪〜難波へ。
そこで大阪以外では「キツネそば」だけど、大阪だと「たぬきそば」を立ち食いで。
イカ焼きを立ち食いで。
千日〜法善寺〜御堂筋〜をぶらぶらと。
九条の「欧風めしや 皆様のゼニヤ食堂」で絶品トルコライスを。
浅利のおすましをサービスしていただいちゃって、しかも…(このパートだけ、別記事書くかも)
九条の商店街の路地裏で天ぷらを立ち食い。
同じく商店街でたこ焼きを。
14時から焼き始める角の焼き鳥屋で焼きたてのねぎまとモツ焼を。
cafe hamesh で珈琲とオリジナルタルト(絶品!)を。
九条の路地裏の居酒屋で、ギトさんとサシ飲み。
ここで食ったものを列記しとこうか。
タコの煮付けの先付けから、刺身(10点)盛り、クジラの生姜焼き、モツ煮込み、カキフライ、白子の軍艦巻き。もーね、何食っても美味くて絶品な上に良心的に安し居心地も良い。
その居酒屋で ギトさん、こと、同い年のタカギトオル氏とのサシ飲み。
3回とか4回とかしか会ったこともなく、その人の何を知ってるわけでもなく、相手だって僕の何を知ってるでもない間柄なのに、いや、だからなのかな、誰にも話したことのない、もしかしたら墓場へ持っていくしかなかったかもしれない話しをしたりされたり、そんなことや。お互いの腹を掻っ捌いた挙句に出した結論が、二人とも目指すのはマッサージ師、という、そんな感じで(笑)
てなわけで、とりとめもなく写真も適当なチョイスやけど、まあ、ほんま行ってよかったから、言いたいのはそれだけやから、そんでカンニンしたってや、な。(ネイティブの皆さん、ゴメンなさい・笑)
by thin-p | 2015-12-10 22:29 | 雑記帳