写真集を作る。写真展を開く。(ことにした)
それはウェブでも。
撮った写真で構成された写真作品や冊子とか、写真が使われたグッズ、商品、ポスター、チラシ、フライヤーなんかは、その間もいくつかあったけど、自分の写真をSNS以外で、ちゃんと作品として発表したりすることを(ウェブも含め)ここ三年ほどしてこなかった。
コンテストも一時期はよくエントリーしていたけど、それもめっきりしなくなっていた。
カメラを持ち歩かなくなった、というのが大きな理由だと気付いた。
それと、事務所の引越しでダンボールに入りっぱなしになっていたトイカメラたちをようやく外に出してやって、久しぶりに使ってみたら、これが実に面白く、大げさではなく、いつしか忘れていた撮る楽しさを思い出した。
特に「学研・大人の科学」付録の二眼レフカメラの銀塩写真と、液晶モニターのないデジタルのトイカメラのふたつがとても楽しくて、近頃はまたデジイチとトイカメラの両方をフライターグに入れて持ち歩いている。
一昨日、久々に撮った二眼レフカメラの写真を現像プリントしてみて、いっしょに持ち歩いていたデジイチやiPhoneカメラでの写真をコンピュータに取り込んで広げてみて、久しぶりにちゃんと形にしたくなった。
SNS の TL ではないところに、ちゃんと表出して、自分でも手にとってみたくなり、人にも見てもらって、そして形あるものとしてこの世に残したくなった。
このところ、ちょっとした縁で、ギャラリーやカメラのショールームや展示会場などに行く機会があり、パブリッシングや作品発表、販売、などの新しい形をいろいろ知ることもできて、ちょうど作りたかったものがあるから試したくなったということもある。
先週から始まった あいちトリエンナーレ2016でいろいろな刺激を受けて、自分も何か表出したくなった、ということもある。
とにかく、写真集を作る。それと合わせて写真展を開く。
できたら年内に。遅くても来春に。
ってことで、その二眼レフカメラの写真をいくつか貼っておこう。
とか言いつつ、自分で組み立てた二眼レフカメラを使ってフィルムで撮った写真じゃなかったら、人に見せるほどのものじゃないね(笑)
by thin-p | 2016-08-16 18:55 | アートワーク