カテゴリ:映画( 88 )

人生フルーツ

憲法記念日に仕事をしながら順調に行けば夕方には片付くと目処が立ったから何か食べに出かけようと考えを巡らせていたら、なぜだか1月に思いつきで訪れた街にあった映画館を思い出した。

劇場のウェブサイトをチェックしたら、春先に名古屋で上映されていたのになんだかんだで見逃してしまったどうしても観たかった作品が偶然かかっていた。

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目的が出来ると仕事でもなんでも捗るものだ。

こうして僕は運命に従った。と書くと大げさだけど、ほんとにそうなのだ。
いま観ておかなくてはいけない作品だったのだ。

刈谷日劇は素敵な劇場だった。

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地下鉄でひょいと行ける場所だったらきっと通う。
いや、頻繁には行けないけれど、僕はこれから先、行ける時はときどき行くだろう。

憲法記念日の夕方に電車に乗って観に行った映画と、この劇場で感じたいろいろなことを書いたり話したり出来るのは、憲法記念日だったことは関係なく、きっと数年先になるだろう。
そのために少しずつメモかあるいは脚本とか小説とか、そういう何かの形で書き留めていこうと思う。

いま観ておかなくてはいけないものを見逃さずに本当によかった。

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by thin-p | 2017-05-04 23:24 | 映画 | Comments(0)

「シン・ゴジラ」を劇場で観終わった時に思い浮かんだのが「風立ちぬ」だった。

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宮崎駿の長編アニメ映画製作引退作品「風立ちぬ」の主人公、堀越二郎を声で演じた庵野秀明が総監督、脚本、編集を担った「シン・ゴジラ」。

二人はジブリ作品「風の谷のナウシカ」で運命的に出会い、師弟関係となったのはよく知られたエピソードだ。

2011年3月に宮崎駿が関東大震災を描いている最中に起きた東日本大震災によって表現者としての覚悟を迫られ、渾身の思いで、まさに命を削り創り上げた「風立ちぬ」を、作家ではなく別のかたちの表現者として第二次世界大戦の真っ只中で「(唯)まっすぐに、(唯)生きねば」を表した庵野秀明だから、「シン・ゴジラ」は弟子から師匠への答え、あるいは「補完」なのではないだろうか、と、そんなことを想像するのであった。

それがあの台詞なのかな、なんてことを思ってみたり。

庵野秀明は園子温や太田隆文よりもっとリアルに震災と原発を捉え、ポジティブなメッセージを添えて表している。

好みの問題もあるけれど、僕にはそう感じられた。


実はもうひとつ、思い出した映画作品があった。

日曜のレイトショーにして最終上映回の劇場のシートに身を沈め、薄明かりがフェードアウトしたのちにスクリーンに映し出された東宝のロゴマーク。
期待と不安が交錯する中で始まった本編の冒頭のシーンは1998年の庵野監督作品「ラブ&ポップ(原作:村上龍)」を彷彿させられたからだ。

で、ああ、これは庵野秀明作品なのだとあらためて確信し、そのあとはエンドロールが終わって場内がうっすら明るくなるまでその感覚的残像があった。

僕は「ラブ&ポップ」公開時、感動のあまりすぐに次回上映のチケットを購入し、二度見したのだった。
映画が原作を超えたと思った。
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雑感、雑文は書き出すと紐付けのメモリがあれこれ出てきちゃうからいつもキリがない、というか、踏ん切りが悪い。ま、しゃーない(笑)

追記(2016.08.02):映画「風立ちぬ」特別予告編

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by thin-p | 2016-08-01 22:40 | 映画 | Comments(2)

2 face 主演女優

制作中の映画「二面 -2face-」の主演女優をスチールでちょびっとだけ紹介しよう。
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このスチールは予告編とプロモーションビデオ撮影時のもの。
ということで、まずは予告編を今月中に公開するからお楽しみに。

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さて、実は9月30日に締切だった2つの映画祭の作品募集にそれぞれ1本ずつ(つまり2作品)をエントリーした。
と言っても、僕のではなく友人が撮った作品を映画祭に対するプロデューサー兼プロモーターとして、だが。

審査が通って上映が決まったらお知らせするので、それも楽しみに待っててほしい。
「LITTLE RED SHOES / Steve Pottinger film」
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「DEPARTURE / Steve Pottinger & Gary Beaubouef film」
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by thin-p | 2012-10-02 01:15 | 映画 | Comments(0)

タイトル:二面 -2 face-

もう1つ宣言してたことがあった。
7月のあたまにした「今年も映画を撮るぞ!宣言」だ。

制作に関わったり作品のプロモートをしたりということを最近やってはいるが、それは自分の作品ではない。
撮る宣言はあくまで「僕の作品」を撮るぞということだ。

実はこれも着々と制作を進めていて、シナリオも完成はまだ先だけどアタマの中にはラストシーンまで出来上がってて、クランクインの日も決まった。

で、こっちも今日タイトルが決まったので発表しちゃおう。

「二面 -2 face-」
 主演: -miho-
 脚本・監督:足立 剛(言うまでもなく、それは僕)

もちろん音楽から何から完全オリジナル。
今年中に撮って、できたら新春ロードショー!!
(いや、ロードショーなんかはできないけどね・笑・新春か来春に公開予定だな)

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※このイメージビジュアルはあくまで作品公開前のこのニュース用のイメージだヨット。

(もう1本、11月公開の短編制作が控えてるんだけどね、実は)
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by thin-p | 2012-09-09 01:55 | 映画 | Comments(0)

ショートムービー

昨日の午前中は映画撮影だった。
脚本と出演は全員アメリカ人、監督と音楽と編集はイギリス人、制作と音声と広報が日本人(僕)というなかなか国際的な作品(笑)
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家族をテーマにしたこの作品のタイトルは「Little Red Shoes」、いくつかの映画祭やイベントでの上映を予定しているので完成したらまた告知する。
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by thin-p | 2012-08-11 16:31 | 映画 | Comments(0)

あれから1年、再び映画を撮ろうと思う

1年前の今日、僕らは2本の映画撮影をクランクインさせた。→ その時の投稿
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意気揚々と船出をしたものの、実際は10分毎に一喜一憂を繰り返し、疲れと眠気と熱さとプレッシャーと戦いながら撮影を続け、クランクアップした後もその大変さは際限なく続き、挫折も悔しさも失敗も味わい、ようやく完成させた作品は、決して理想通りにはならなかったが、それでも愛おしく、DVDを再生する度にあの夢のような数日間の出来事と現場の景色、キャストとスタッフたちの元気一杯の歓声や笑い声を思い出し、無条件で協力してくれたたくさんの人たちの顔が浮かび、目頭が熱くなる。

はままつ映画祭でその2作品が上映されたあと、すぐに新作を撮りたいと思った。
だけどすぐに無理だと諦めた。とにかく時間が無さ過ぎる。

だけど、ゆうべ、考えを変えた。

今年も撮る。

と言うか、撮り始めた。
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ということで、足立組、(新メンバーも交えて)ふたたび招集。

みんな、ついてきてくれるね? お願いさ!

 *追記/主演:美穂 -miho-(A'sf -Pod- Radio / Podcast)
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by thin-p | 2012-07-03 23:31 | 映画 | Comments(0)

All The Young Dudes! Carry The News!!

昨夜、映画「The ballad of MOTT THE HOOPLE」を観た。
思えば今年初めての劇場鑑賞になる。わー!ぜんぜん見てねー!
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邦題は「すべての若き野郎ども モット・ザ・フープル」、彼らの大ヒット曲にして代表曲である「All the Young Dudes」の邦題をそのまま冠してある。
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 *すべての若き野郎ども モット・ザ・フープル 公式サイト(日本語)

1968年〜1974年にイギリスを中心にアメリカや日本でも大ヒットを飛ばしたロックバンド「MOTT THE HOOPLE」のドキュメンタリー映画だ。

僕が彼らを知ったのは小学校5年か6年の時で、当時は毎週日曜日に文化放送から静岡放送を経て放送されてた洋楽カウントダウン番組「オールジャパン・ポップ20(トゥエンティ)」を来て寝ないと月曜日が来ないというくらい、治らない麻疹にかかったようにラジオと洋楽に熱を上げていた頃。
(この番組のメインパーソナリティはみのもんただった)

72年発表の「All The Young Dedes」、翌年の「All The Way From Memphis(邦題:メンフィスからの道)」をこの番組で聞き、ちょっと心にひっかかった。
子どもだったからそれほどグググっと惹かれるまでには至っていなかったが、でも、他の音楽とは違う何かを感じていた。
おもしろい響きのバンド名も印象に残った。

中学に進んですぐの頃に、静岡放送の土曜の夜のラジオ番組(シャナナ静岡だったか1400デンリクナイターだったか…)でかかった彼らの「The Golden Age Of Rock 'n' Roll(ロックンロール黄金時代)」で虜になった。

グラム・ロックという言葉なんか知らない頃、グラマラスは単にエロを連想し、ゴージャスって言葉なんか使ってるやつはマス・メディアにもいなかった時代に、やたらとキラビやかな、絢爛豪華な屈託の無い、それでいて重厚で骨太なロックは13歳だった僕の心臓の共鳴を呼び、そして土曜の夜に自室で絶叫した。
大袈裟や比喩ではなく、実際に絶叫して親がびっくりして飛んで来た(笑)

僕はその頃からロック・ミュージシャンになることを夢見はじめていた。
まわりのロック野郎どもはご他聞に漏れず、ツェッペリンだパープルだ、という感じだったが、正直、特にその2つにはあまり興味がなかった。
ポップでキャッチーな音楽が好きだったし、小学校の気学部でコントラバスを始めた時に顧問から聞かされたジャズや黒人音楽や(メジャーどころではない)クラシックの影響で、そういう素地も多少はあったので、それらが入り交じって、今思えば結果的にファッション性やサブカル要素や時代性も盛り込んだモダンな音楽スタイルに惹かれていたのだと思う。
歌詞を理解したかったから英語もかなり本気で勉強していたし。

なので、MOTT THE HOOPLEや The Who、The Wings、後のパンク、ニュー・ウェイブ、ニュー・ロマンチックの方がピッタリくる音楽だった。
それは今も変わらない。

さて、そんなわけで、この映画が公開されると知って大興奮した。
と同時に、誰が見るんだ、こんな映画?とも思った(笑)

だって、いまの日本に彼らのファンがそれほどいるとは思えないし、かつてのファンは僕らの世代以上だろうから、いまも尚ファンであったとしても、この手の映画は、特に地方では時間的にも劇場的にも決してよい条件の上映にはならないと思ったから。(注:この映画をかけてくれた劇場をどうこう言う意味ではない。)

しかも、今おおきな話題になってる訳でもなく、仮になっていたとしても、ビートルズやストーンズやマイケル・ジャクソンなんかとは扱われ方も認知度も違うバンドのドキュメンタリー・フィルムを見たい人は実際それほどいないと思った。

と、まあ、そんなことは僕が心配することじゃない。

ってことで、名古屋での公開初日の昨日、今池の劇場、名古屋シネマテークのレイトショーで観てきた。

はっきり言うと、クライマックスもカタルシスもない、インタビューと当時の(決してクオリティの高くない)映像で構成された平坦な作りの、まさにバンドとそのファンのためだけの「モット・ザ・フープルの記録」という性格の作品なので、彼らと彼らの作品や当時の音楽シーンとか時代背景にまったく興味の無い人が見たら、えらく退屈な映画だと思う。
もっとも、そんな人はこの映画は最初っから見ないと思うけど、彼らの大ファンで、あの頃のイギリスの音楽シーンや世界のポップシーンがとても好きな僕が見てても、よくこんな映画をいまの日本で公開するなと思うくらい、取り立ててどうということのない作品だった。

バンドを知らない人にとって、のみならず、バンドや音楽に興味を持っている人にも、へたしたらファンにとっても、それほど貴重な作品ではないとさえ思った。

だけど、映画の最終章でバンド結成40周年を記念してロンドンのハマースミスでオリジナルメンバーによる再結成ライブが映し出された時、彼らとは次元も中身もまったく比べ物にならないことだけど、自分も高校時代にやってたバンドを昨年25年振りに再結成してライブをやって、その時に考えた様々なこと、感じたことがあれこれ心に浮かんで来て、そこでこの「All The Young Dudes」の歌詞を思い出して、エンドロールの最中と灯がついて席を立ち劇場の外へ歩き出す頃には、まさにタイトルが示す通り、すべての(音楽で食って行こうと思ってる)若き(バカ)野郎どもにはぜひ見て欲しいと思うようになっていた。

MOTT THE HOOPLEがいかに音楽に真剣だったか、ロックスターになったあとに訪れる想像を絶するプレッシャーとはどんなものか、大ヒットを飛ばしても尚、いつ転落するかという不安と隣り合わせでいることの恐怖とは、友情が壊れていく理由とは、ボタンの掛け違いやコミュニケーション不足が心に残すものとは、成功とは、挫折とは、絶望とは、希望とは、大人になることとは...。


昨日は午後から名古屋の繁華街、栄の南エリアで開催されている「栄ミナミ音楽祭」のステージをいくつか見聞きした。
いろんなジャンルの音楽を少しずつ見聞きした。

テレビ塔の近くでは大学の音楽サークルの演奏会や別のイベントでの音楽ライブもあったり、どこにも属さないストリートライブがあったり、それらも少しずつ見聞きしながら街を歩いた。

やってる方も見てる方も適当なのが多いなと思った。
本気で音楽やってるやつばかりが出てる訳じゃない。
ほんとうに音楽が好きで集まってる連中ばかりじゃない。
音楽とは呼べないようなものもあった。
メジャーなアーティストのステージも少し見たが、型通り。
全部が全部そんなのばっかってことじゃない。ただ、そういうのが多いってこと。
ま、フェスだし、まつりだし、イベントだからそれでもいい。

ただ、All The Young Dudes! Carry The News!!
すべての若き野郎どもよ、ニュースを伝えてくれ。


1992年にクイーンのフレディ・マーキュリーを追悼するコンサートで演奏された「All The Young Dudes」。
クイーンのメンバー3人(ブライアン/ロジャー/ジョン)とデヴィッド・ボウイ、ボウイの右腕から後にMOTT The Hoopleに加入したミック・ロンソン、そしてコーラスにはデフ・レパードのジョー・エイリオットとフィル・コリンを従えて歌うイアン・ハンターがかっこいい。

余談だが、このライブは全編通してもう何度も見ているが、いちばん感心するのはクイーンの演奏能力がずば抜けて高いことだ。
技術はもちろん、いろんなスタイルの音楽をソツなくこなし、かつクイーンの音にしてしまっている。
いわゆるセッション・ミュージシャンがこうしたオムニバス・ライブ・イベントの基本的な演奏を担当していろんなジャンルや形態の音楽に対応するのは、まぁ、出来て当たり前であると同時に、音楽的にはちっとも面白くない演奏になるんだけど、このライブはほんとにすごいと思う。
機会があればぜひご覧いただきたい。

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All The Young Dudes, Carry The News~ は 若者讃歌ではない。
ボウイ本人によれば、アルバム「Ziggy Stardust」の「Five Years」で歌っている「あと5年で地球が滅びる」というニュースを、おまえら世界中に知らせろよ!ということらしいというのを誰かのページで読んだ事がある。

それはともかくとして、こんな風に歌詞を分解したり研究したり哲学したりするのをおもしろがる若いヤツはいまもいるのかな。
いるといいな。

こんな風に探求したり想像したり哲学できる歌詞は、少なくとも日本のメジャーシーンでは絶滅してしまった。
トキみたいに、外国からもらって種を再生するしかないのかな。

と、そんなこともついでに考えさせられた映画だった。

 **すべての若き野郎ども モット・ザ・フープル 公式サイト
 *名古屋シネマテーク
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by thin-p | 2012-05-13 13:44 | 映画 | Comments(0)

発表!2011年、オレ様アカデミー賞

and the Oscars goes to...
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by thin-p | 2012-03-04 23:59 | 映画 | Comments(0)

発表!オレ様アカデミー賞 2011、ノミニーズ part.2

はい、と、いうことで、アカデミー賞授賞式目前に毎年やってる恒例の前座企画「オレ様アカデミー賞」のノミニーズ発表の後半 part.2です。(part.1はコチラ

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 *The Oscars 2012 | Academy Awards 2012
 *【生中継】アカデミー賞授賞式|WOWOW.co.jp

オレ様アカデミー賞 2011、ノミニーズ一覧 part.2を見る
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by thin-p | 2012-02-26 02:09 | 映画 | Comments(0)

発表!オレ様アカデミー賞 2011、ノミニーズ part.1

さぁ、いよいよ今週末(日本時間は27日の月曜午前中)に迫った第84回アカデミー賞授賞式、その前座企画として毎年やってる恒例「オレ様アカデミー賞」のノミニーズを発表しますよ。
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この賞企画は文字通りオレ様が1年間に劇場で見た映画作品の中から独断でグランプリを決めたり、どんな作品を見たかのライフログとしてアーカイブするものであります。司会はジョン・カビラとあやぱんでお送りします。本家、というかWOWOWではね。

 *The Oscars 2012 | Academy Awards 2012
 *【生中継】アカデミー賞授賞式|WOWOW.co.jp

はい、じゃ、さっそく2011年に僕が劇場で見た作品、すなわち、オレ様アカデミー賞2012のノミニーズを振り返ってみましょう〜

オレ様アカデミー賞 2011、ノミニーズ一覧を見る
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by thin-p | 2012-02-26 01:56 | 映画 | Comments(0)