Snow Leopard の “プレビュー”
日曜の朝、iMac に Snow Leopard を入れて、今日1日仕事で使ってみた感じは、かなりグー。グーて(笑)
OSのメジャーアップデートにありがちな操作性の違和感は、あれ?アップデートしたよな?って確かめたくなるほどにまったくなくて、それでいてアプリケーションが明らかにさくさく動作するようになってるから実に快適だ。
僕は VMware Fusion を使って Windows XP を同時に使っているんだけど、そっち側も、なんとなく心持ち動作が安定した気がするからおもしろい。
特に Windows 環境での Firefox と Thunderbird の起動や動作までちゃんと速くなってるのがよい。
MS Officeの各アプリケーションも、プリンタドライバも今んとこ問題無し。
土曜日のエントリーに書いたように、今回新しくなった QuickTime X が Snow Leopard 関連ではいちばん目に見えて新しくなったのを実感できるからあちこちで話題になっているね。
(ひげフレディーさんが QuickTime X でおもしろいことしてるので、こちらをぜひ)
今までは有償のプロ版じゃなきゃできなかったことが(まるっきり全部じゃないまでも)出来ちゃうんだし、プロ版が ¥3,400.なのに対して、Snow Lepard にさえすれば(Leopard からのアップデートなら)¥3,300.で済んじゃう。
ってことは ¥100.安く高機能にできちゃうのだ。これだけでも元が取れちゃう!(笑)どう?
で、その QuickTime X や他の進化の影に隠れてるけど、今日1日使ってて気がついたプレビューの進化も特筆に値するんじゃないかと。
Mac OS X 標準装備で画像やPDFを文字通りプレビューするアプリケーション『プレビュー』
様々な形式の画像が開けるしリサイズも簡単で、スクリーンショットとかを変換する時も、PDFを開く時もAdobe Reader を使うより、こっちの方が動作も速くて便利なので、テキストエディット同様、普段からかなり重宝してるこのプレビュー。
今回はこいつにちょっとした画像編集機能が備わった。これが実に使いやすい。
僕は仕事でもプライベートでも画像をいじる時に、去年までは Photoshop Elements を使ってた。
それが iLife '08 にしてからってもの、こと写真の簡単な補正や編集はほとんどiPhotoで事足りるようになっちゃった。iPhotoの画像編集機能でも十分だからだ。
それをシンプルにした機能がプレビューに備わって、更に、テキストや簡単な図形をレイヤーで乗っけられるようになったから素晴らしい。
[サンプル]
写真をプレビューで開いて[ツール]〜[カラーを調整]を選ぶと操作板が出てくる象。
で、ここからがおもしろい。
[表示]〜[注釈ツールバーを表示]でこういうのが出てくるから、クリックしていじってみよう。
編集中はすべてレイヤーなのでレイアウトのアジャストができる。
これがPDFファイルだと、原稿の校正やテキストの正確な選択やリンクの追加など、ちょっとしたことなら Adobe Acrobat を購入しなくても出来ちゃう。
でもって、複数の画像を表示する時はサイドバーを活用するといい感じ。
てな感じ。Snow Leopard にした方はぜひお試しあれ。
by thin-p | 2009-09-07 23:55 | Apple