昨夜、ボトムラインで

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30年前、名古屋に来て初めて音楽の真剣勝負を挑んだステージに、圧倒的な存在感を放つ彼がいた。
別世界の人だった。

その3年後、彼の新しいバンドのベーシストに抜擢された。
夢中で演奏した。まさに夢のようだった。

そしてお互いに進む道が別々になって四半世紀が経ち、1年前には本当に別れ別れになってしまった。

彼と共に音楽と時間を共有したミュージシャンや友人知人が、昨夜はボトムラインに集まって、1周忌を、そして追悼のライブイベントが繰り広げられた。

仕事を片付けて駆けつけた時、すでにイベントは残り約3分の1ほどまで進んでいた。

それでも間に合ってよかった。

いろんなことを思い出し、いろんなことを考えた。
去年、葬儀の時よりもたくさんのことを、客席の柱の陰で考えた。

何をどう感じたのか、どう思ったのかは複雑で、簡単に書き表せるものではないので書かない。
いつか彼と再会した時に、本人に伝えようと思う。

僕を表舞台に引き上げてくれた、僕の音楽人生のヒーローであり最愛のギタリスト、赤松一郎はもういないけれど、彼の音楽と彼が繋ぎ紡ぎ広げていった人の輪は、永遠に続いていく。

一時はその輪からはみ出していた僕を、1年前に彼はまた引き戻してくれた。

赤松君、僕はまたベースを弾いてます(笑)
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by thin-p | 2010-11-16 01:00 | スナップ | Comments(2)

Commented by narita at 2010-11-17 21:22 x
あの日、ボトムのミキサーブースで影のMC担当してたケイスケは私の小学校の時のプラモ友達なんです。タミヤファンでした(笑)
赤松君を通じて色んな人と繋がっていて、全く奇妙な縁の中心人物だったって判ったのがつい最近ですからね。皮肉なモンです。
でも赤松君が居なかったら昔のプラモ仲間とも再会できんかったし、
thin-p君、山ちゃんとも話が弾まんかったしね(笑)

そうか、また人前でベース弾きそうなんですか。
表舞台に引き上げてくれた赤松君も、きっと楽しみにしてますよ!
その時は、また連絡してね。
Commented by thin-p at 2010-11-20 12:07
> narita先輩@お待たせしました〜

プラモ友達、いいですねえ(笑)
タミヤは1/35ミリタリーですか? ウォーターラインですか?(笑)

え?ってことは、先輩、もしかして、モデラーですか?!
おー!じゃ、こんどはそれを肴に飲みましょう!!(笑)

赤松君って、ほんとにキャパシティの大きな人で、音楽のジャンル的にもそうなんですけど、実はドリフの、それもTBSじゃない方の大ファンで、ファンと言うか、マニア?(笑)
だからスタジオ入ってセッティングしてる時の僕らの会話は、「おい、今週見たか?」から始まって、ひょうきん族とThe MANZAIと花王名人劇場の話題でひとしきり盛り上がるという感じでした(笑)

実家から勘当された年の暮れに、一人でアパートでプラモデル作ってたら(笑)赤松君が山森のバイト先のミスドへ行こうと誘いに来てくれて、で、そこで年を超したり、お互い将来の嫁さんを連れて4人で栗きんとん食べに中津川行ったりして、そんなことを思い出した夜でした。

重さんが赤松君のパートのギターを弾くのを見たのは、あの夜が初めてでした。
胸が熱くなりました..

はい、ベース弾くときは必ずお知らせしますよ(笑)