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フォークソング

僕が大学時代に所属していた音楽サークルの名称は「フォークソングクラブ」だった。
ロックミュージシャンになろうとしていたのにフォークソングクラブに入った。
別に音楽ジャンルを鞍替えしたわけではなく、元々このサークルが発足した当時は「フォークソング」が好きな学生が集っていたから、そういう名称だったのだろう。
その後、時代と共にロックも含む音楽サークルになっていったけれども、大学の文化会に所属していたサークルとしては、ロックミュージッククラブではなく、フォークソングクラブのままの方が都合がよかったのだろう。

中学生の時にフォーク歌手がラジオで人気を集めはじめ、ポプコンが盛り上がって、誰でもがんばればプロになれる的な幻想も蔓延し、シンガーソングライターという言葉が定着していった。
僕もご他聞に漏れず、明星のヤンソン(歌本)と叔父にもらったクラシックギターでギターコードを覚えて流行の歌を口ずさんだり、友だちの兄ちゃん姉ちゃんにレコードを借りてカセットに録音しては繰り返し聴いていたりもした。

僕が好んだのは、60年代後半から70年代前半の純度の高いフォークソングではなく、むしろ歌謡曲に近い、のちのニューミュージックの原型とも言うべき売れ線のもので、メッセージ性などあまりないものだった。

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先週土曜日(9/10)に浜名湖ガーデンパークの屋外ステージで、今年8回目となる浜名湖フォークジャンボリーが開催された。
今年は浜松市制100周年記念の100夢プロジェクト採択事業の1つとしての開催だったため、同じく100夢の公式生中継を担当している「リアルタイム浜松放送局」として撮影〜生中継をしてきた。

あ、リアルタイム浜松放送局はトンパテレビが運営しているのだ。実はね。
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朝9時半頃に開幕して夕方5時半頃までの間、客席は常に7〜8割埋まっている状態で、実に盛り上がっていた。
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出演者は土日全部で58組、転換込で1組約15分程度の持ち時間に2〜3曲演奏というかたちで途切れなく続いていき、あっと言う間に終演だった。

僕が撮影している隣にはオフィシャル記録のビデオカメラが4台とスイッチャー、ミキサーなどのフル装備。こっちは市販されているビデオカメラ1台とMacBookなど、見るからに規模が違いすぎるほど違ったんだけど、ビデオ担当のエンジニアの方は、こっちのシステムに興味津々で、ずっと質問しながら横で見つめられていて笑えた。笑わなかったけど(笑)
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掛川の深蒸し茶の冷茶を無料サービスしていたり、K.YAIRIのクラフトマンが制作した素晴らしいギターを展示していたり、飲食コーナーも充実していたし、他にもユニークかつ気の利いたアイディアがふんだんにちりばめられた会場は、秋の空の色と夏から秋に移り変わる緑も美しく、終始和んでいい感じだった。
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会場全体で「バンザイなしよ」をしている、わけではなく。。。
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これもユニークだったんだけど、協賛のイオンスポーツクラブのインストラクターがストレッッチの指導をして来場者全員でやるコーナーが2回(3回だったかな?)あって、長時間客席にいる人にはとてもよいアイディアだと思った。
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ステージで転換中の出演者もいっしょにストレッチ(笑)
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先月は東京と韓国のジャズフェス、今回は浜名湖でフォークジャンボリー、あ、この前は自分のバンドでロックライブと、なかなかの音楽通でしょ、僕もトンパテレビリアルタイム浜松放送局も(笑)
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*浜名湖フォークジャンボリー公式サイト
*第8回浜名湖フォークジャンボリー公式Ustreamチャンネル
*リアルタイム浜松放送局
*みんなのインターネット放送局トンパテレビ

来年の第9回は2日間生中継を依頼されまして、さっそくのご用命ありがとうございました。
出演者のみなさん、実行委員会のみなさん、お疲れさまでした!

by thin-p | 2011-09-13 23:36 | スナップ