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ザボーガー、一命、そして、モテキ

今日は2本映画を観たので、そのことを書くついでに今年劇場で見た映画を振り返ってみよう。

1本目(1月)「キックアス(原題:KICK-ASS」
2本目(2月)「英国王のスピーチ(原題:The King's Speech)」
3本目〜14本目(2月)「小坂本町一丁目映画祭 vol.9」
15本目(4月)「冷たい熱帯魚」
16本目(6月)「スーパー8(原題:Super 8)」
17本目(10月)「電人ザボーガー」
18本目(今日)「一命」
19本目(今日)「モテキ」

(「冷たい熱帯魚」までのリンク先はここに書いた感想)

「ザボーガー」と「一命」と「モテキ」の感想も近々時間を作ってここにダラダラと書こうと思う。

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そう、近頃、自由な文章をあまり書いていないので、言葉がすらすら出て来なかったり、感想や考えを表すのが少し下手になってる気がするから、時にはちゃんと文章をまとめることもしないとなと思うし。

とりあえず見てどうだったかだけ書いておくと、3本ともいい選択だった。
見てよかった。
3つとも泣いた。ご存知の方も多いと思うが、僕は映画やドラマやドキュメンタリーや、時にはどうということのない景色や言葉にもすぐ泣くので泣いたからどうということもないんだけど、3本とも素直に泣けるいいシーンとか、切なさとか悲しさとか、グっとくるいい台詞や素晴らしい演技、音楽、表情、いろいろがあって、どれも人に勧めたいと思った。

ザボーガーはあと15分くらいカットしたら名作になっていただろう。
映画評論家の町山智浩さんもラジオで熱弁してたが、リメイクとはいかにオリジナルに対して愛と敬意を込めているかが重要なポイントで、そういう意味ではようやく日本にも「映画化」のお手本が出来たと思った。

一命は半分くらいからずっと泣きながら見てた。
そしてラストシーンの直後になんともやり場の無い怒りとも虚無感ともつかない感情に包まれた。今のところ最優秀作品賞候補の最右翼。
己の誇りと存在意義、守り通すべきものとは何だ?という問いを突きつけられた。

そしてモテキ。
これもラストがあんなんじゃなかったら、キックアスに勝るとも劣らない名作になったと思う。おもしろかった。
登場人物たちを幼稚だなあと思う反面、自分らだってあの頃はあんなんだったなあとも思ったり、人生ってやつをなぜか考えてしまったり。

それにしても長澤まさみと麻生久美子がかわいすぎる。
この映画を観てる間中、たぶん彼女達が嫌いなヤツ以外はたいてい、あの二人が実在して自分の隣で一緒にスクリーンを観ているかのような錯覚と脳内恋愛症候群に陥る。僕だけかもしれないが、いや、そうなるハズだから試してみるがよい。

親しい友人知人には話しているのだが、実は僕もここ2年くらいモテキが続いていていろんなエピソードがあったりするので、まず私小説を書いて、それを脚本化して映画化したらきっと面白い作品になると密かに思っているのだが、おそらく総スカンをくらって思いっきりきらわれだろうからやめておく(笑)

次は「恋の罪」か名古屋の円頓寺商店街を舞台に撮られた「WAYA! 宇宙一のおせっかい大作戦」あたりかな。

ハリウッド映画はもういいや。
タンタンは見たいけど。

そして、僕らが撮った作品も、先日上映会で見たので、それらを含めれば今日現在で23本になるけど、それをカウントするのは映像フェスを迎えてからにしよう。

*第10回はままつ映画祭2011*

by thin-p | 2011-11-11 01:53 | 映画